タイトル | イネにおける作物体内ミネラル輸送ダイナミクスの解析手法の開発 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境変動研究センター |
研究期間 | 2016~2017 |
研究担当者 |
櫻井玄 小野圭介 馬建鋒 山地直樹 三谷奈見季 横沢正幸 |
発行年度 | 2017 |
要約 | イネにおいて、作物体内のミネラル輸送のダイナミクスを解析する数理モデルである。この数理モデルでは、特にケイ素について、イネにおける導管と師管のケイ素の流れ、イネにおけるケイ素輸送タンパク質の発現量のコントロールがモデル化されている。 |
キーワード | イネ、ミネラル、ケイ素、数理モデル、ミネラル輸送、トランスポーター |
背景・ねらい | 農業生態系変動の計測・モニタリング・解析のためには、精度の高い・膨大なデータを計測・モニタリングする技術の発展とともに、そのデータを解析するための数理モデルの開発も欠かせない。近年、リアルタイムPCRやICP-MSなど、作物の遺伝子発現や作物内の元素質量を経時的に大量に測定する技術が急速に発展する一方、そのデータを解析するための数理モデルの発展は遅れている。また、オープンデータが国の方針として実施される中、データだけではなく、そのデータを活用するためのフレームワークも求められている。 本研究では、膨大なデータを有効に活用した、かつ、科学的エビデンスに依拠した農業活動の基礎として、イネにおけるミネラルの輸送ダイナミクスを解析するための数理モデルを開発する。また、モデルの有効活用の一例として、ケイ素の輸送体タンパク質の遺伝子発現量に関する時系列データの解析例を提示する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/niaes/2017/niaes17_s13.html |
カテゴリ | 植物生理 モニタリング 輸送 |