タイトル | イネ南方黒すじ萎縮ウイルスのジャポニカ品種に対する感染性と病徴 |
---|---|
担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2011~2015 |
研究担当者 |
松倉啓一郎 砥綿知美 真田幸代 松村正哉 |
発行年度 | 2017 |
要約 | イネ南方黒すじ萎縮ウイルスはジャポニカ、インディカおよび日印交雑の供試5品種に感染し、萎縮症状を引き起こす。本病の典型的な病徴のひとつである葉先のねじれ症状は食用ジャポニカ品種の「ヒノヒカリ」では確認できない。 |
キーワード | セジロウンカ、イネ南方黒すじ萎縮病、水稲、感染性 |
背景・ねらい | イネ南方黒すじ萎縮病はセジロウンカSogatella furciferaが媒介するイネ南方黒すじ萎縮ウイルスSouthern rice black-streaked dwarf virus(SRBSDV)によって引き起こされるイネとトウモロコシのウイルス病である。国内では食用のジャポニカ品種よりも、日印交雑品種が大半を占める新規需要米で被害の発生が問題となっている。一方で、これまでの研究により、食用米であるジャポニカ品種においても本病の発生が深刻化する可能性が指摘されている。そこで、九州の代表的な水稲ジャポニカ品種である「ヒノヒカリ」へのSRBSDVの感染性を他の品種と比較し、ジャポニカ品種におけるイネ南方黒すじ萎縮病の発生リスク推定に資する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/karc/2017/karc17_s21.html |
カテゴリ | 病害虫 萎縮病 水稲 とうもろこし 品種 防除 |