タイトル | 換気窓連動の二酸化炭素施用により暖地トルコギキョウ冬季生産における収益が向上する |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜花き研究部門 |
研究期間 | 2012~2018 |
研究担当者 |
牛尾亜由子 福田直子 島地英夫 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 暖地でのトルコギキョウ冬季生産において、高昼温管理と組み合わせて日中の光の強い時間帯に二酸化炭素施用を行うとき、換気窓閉鎖時に高濃度、開放時に低濃度と施用濃度を切り替えることで切り花品質や出荷率が向上し、収益が増加する。 |
キーワード | トルコギキョウ、二酸化炭素施用、切り花品質、収益性、高日照地域 |
背景・ねらい | 冬季温暖な高日照地域である暖地におけるトルコギキョウの生産は主に冬春出荷作型を中心に行っている。この作型では、開花遅延の回避や花蕾数の確保による品質向上が課題となっている。二酸化炭素施用(CO2施用)はこれらの解決につながる可能性のある技術である。トルコギキョウ冬季生産において生育・開花促進のための高昼温管理の普及が進みつつあるが、CO2施用は普及していない。理由として、暖地では冬季であっても気温調節のために昼間は換気窓が開くことが多く、施用の継続が困難となることが挙げられる。そこで、換気窓開閉と連動して設定濃度を切り替えて日中のCO2施用を継続する方法を開発し、暖地のトルコギキョウ生産温室において本方式による施用を行って、品質、経済性両面から効果を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nivfs/2018/18_040.html |
カテゴリ | コスト 栽培技術 出荷調整 トルコギキョウ |