タイトル | イアコーンサイレージの反芻胃内分解特性と給与時の泌乳牛の採食パターン |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2015~2018 |
研究担当者 |
多田慎吾 青木康浩 大下友子 |
発行年度 | 2018 |
要約 | イアコーンサイレージは圧ぺんトウモロコシより反芻胃内での分解性が高い。これを含む混合飼料を泌乳牛に給与すると、飼料給与直後の採食が制限されることがあるものの、その後の採食は活発となり、1日あたりの採食量や乳生産は同等となる。 |
キーワード | イアコーンサイレージ、採食行動、飼養成績、反芻胃内分解特性、泌乳牛 |
背景・ねらい | イアコーンサイレージ(ECS)は、飼料用トウモロコシの雌穂のみをサイレージ調製した飼料であり、圧ぺんトウモロコシ(FC)に代表される輸入穀物を代替できる自給飼料として、北海道を中心に普及が進んでいる。材料を未乾燥のまま密封貯蔵して調製するECSは、含まれるデンプンの反芻胃内における分解性が高い可能性がある。また、反芻胃内でのデンプン分解性が高い飼料の泌乳牛への給与は、採食行動を代謝的に制限する要因となり、採食量や乳生産に影響することが報告されている。そこで本研究では、ECSの反芻胃内での分解特性をFCと比較するとともに、ECS給与時とFC給与時の泌乳牛の採食行動および飼養成績について比較検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/harc/2018/harc18_s03.html |
カテゴリ | イアコーンサイレージ 乾燥 サイレージ調製 飼料用作物 とうもろこし 乳牛 |