タイトル | ヒト由来H7N9亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスはニワトリとアヒルに対する病原性が異なる |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究部門 |
研究期間 | 2017~2017 |
研究担当者 |
谷川太一朗 内田裕子 竹前喜洋 常國良太 峯淳貴 Ming-Tsan Liu Ji-Rong Yang 白倉雅之 渡邉真治 小田切孝人 西藤岳彦 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 中国でヒト感染を起こしたH7N9亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスは、ニワトリに対して高い病原性を示し、感染した個体をほぼ死亡させるが、アヒルに対しては感染し難いうえに感染してもほとんど増殖せず感染個体を死亡させない。 |
キーワード | H7N9亜型、高病原性鳥インフルエンザウイルス、ヒト分離株、ニワトリ、アヒル |
背景・ねらい | 2013年の3月に中国でH7N9亜型の低病原性鳥インフルエンザウイルスによるヒトへの感染が最初に報告されてから、2017年9月までにこのウイルスは中国で5回の流行を起こしている。5回目の流行では、H7N9亜型ウイルスのヘマグルチンニンタンパク質の開裂部位に連続した塩基性アミノ酸が挿入された高病原性ウイルスが出現した。これまでH7N9亜型鳥インフルエンザウイルスは、中国ではニワトリや生鳥市場の環境検体から主に分離されているが、アヒルからの分離は極めて少ない。本研究では、ヒトから分離されたH7N9亜型高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)を中国や台湾の協力機関から導入し、ニワトリ及びアヒルを用いた感染実験を行い、これらの家禽の本ウイルスに対する感染リスクを評価することを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/niah/2018/niah18_s11.html |
カテゴリ | アヒル 鶏 |