タイトル | タカサゴシロアリが木質繊維(キシラン)を分解するメカニズム |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 |
研究期間 | 2016~2018 |
研究担当者 |
徳田岳 Aram Mikaelyan 福井知穂 松浦優 渡辺裕文 藤島政博 Andreas Brune |
発行年度 | 2018 |
要約 | 沖縄県八重山諸島に分布するタカサゴシロアリの消化管内に生息し、餌の木片に大量に付着する細菌の1種(トレポネーマ属スピロヘータ)がキシラナーゼと呼ばれる消化酵素を生産し、木材に含まれるキシランの分解に主要な役割を果たしている。 |
キーワード | タカサゴシロアリ、キシラン分解、キシラナーゼ、遺伝子系統解析 |
背景・ねらい | 国内の温帯域に広く分布するヤマトシロアリやイエシロアリは、主に腸内に共生する原生生物が木材に含まれるセルロースやキシランの分解を行っていることが知られている。しかし熱帯域を中心に分布するシロアリの多くは、このような原生生物を腸内に保有していない。 そこで本研究は、沖縄県八重山諸島に分布する食材性高等シロアリであるタカサゴシロアリを対象として、キシランを分解するメカニズムを明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nias/2018/nias18_s21.html |
カテゴリ | 病害虫 防除 |