タイトル | ペチュニアの転写因子PhCOL16は花冠におけるクロロフィル生合成を促進する |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜花き研究部門 |
研究期間 | 2016~2018 |
研究担当者 |
大宮あけみ 小田(山溝)千尋 岸本早苗 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 転写因子遺伝子PhCOL16の過剰発現コンストラクトをペチュニアに導入すると、花冠におけるクロロフィル生合成酵素遺伝子の発現が上昇する。その結果、得られた形質転換体は花冠のクロロフィル量が増加し、淡緑色となる。 |
キーワード | 転写因子、PhCOL16、クロロフィル、生合成、ペチュニア |
背景・ねらい | クロロフィルは光合成において重要な役割を果たす色素で、葉や茎などの緑色組織には多量に蓄積している。一方、花弁では鮮やかな花色を発現するためにクロロフィルを貯めないしくみが働いている。しかし、葉と花弁においてクロロフィルの蓄積量の違いが生じているメカニズムに関して、科学的な知見は乏しい。 キクのCONSTANS-like (COL)遺伝子ファミリーに属する転写因子遺伝子COL16は、組織のクロロフィル量と同調して発現し、白色花弁ではきわめて低く、葉や緑色花弁では高い傾向にある(BMC Plant Biol.(2017)17:202)。したがって、COL16の発現量が低いことが、花弁においてクロロフィル量が少ない要因のひとつとなっている可能性が考えられる。本研究では、ペチュニア花冠におけるPhCOL16の機能を明らかにすることを目的に、PhCOL16の過剰発現コンストラクトを導入し、表現型を解析する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nivfs/2018/nivfs18_s06.html |
カテゴリ | 育種 きく 品種 ペチュニア |