タイトル | トマト黄化葉巻病抵抗性遺伝子Ty-2の原因遺伝子TYNBS1 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜花き研究部門 |
研究期間 | 2013~2018 |
研究担当者 |
山口博隆 大西純 斎藤新 大山暁男 布目司 宮武宏治 福岡浩之 |
発行年度 | 2018 |
要約 | トマトのTYNBS1遺伝子はトマト黄化葉巻病抵抗性遺伝子Ty-2の原因遺伝子である。TYNBS1はcoiled-coil domainをN末端に有するNB-LRRタンパク質をコードする。 |
キーワード | トマト黄化葉巻病、TYLCV、Ty-2抵抗性遺伝子、ベゴモウイルス、NB-LRR遺伝子 |
背景・ねらい | トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)によるトマト黄化葉巻病は、媒介するタバココナジラミが微小で薬剤耐性が発達していることから防除は極めて困難である。国内に発生するTYLCVはイスラエル(IL)系統とマイルド(Mld)系統に大別される。本病に対していくつかの抵抗性遺伝子が知られているが、Ty-2遺伝子はトマト近縁野生種Solanum habrochaites由来の抵抗性遺伝子である。Ty-3a等、他のトマト黄化葉巻病抵抗性遺伝子ではウイルスは増殖してしまうのに対し、Ty-2遺伝子の抵抗性は極めて強度であり、TYLCVのIL系統の増殖を抑制する。Mld系統に抵抗性を示さない欠点はあるが、抵抗性遺伝子の集積による強度抵抗性品種育成を考える上でTy-2遺伝子は非常に重要である。栽培品種にも導入・利用されているが、抵抗性遺伝子の実体は明らかになっていなかった。本研究では、遺伝解析や遺伝子導入による抵抗性付与試験により、Ty-2遺伝子を単離・同定する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nivfs/2018/nivfs18_s05.html |
カテゴリ | 病害虫 タバココナジラミ DNAマーカー 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性品種 トマト ばれいしょ 病害抵抗性 品種 防除 薬剤耐性 |