タイトル | インドールピルビン酸の食餌摂取は炎症性腸疾患モデルマウスの腸管炎症を抑制する |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産研究部門 |
研究期間 | 2014~2018 |
研究担当者 |
青木玲二 青木綾子 鈴木チセ 高山喜晴 |
発行年度 | 2018 |
要約 | インドールピルビン酸を食餌摂取することにより、マウスのT細胞移入大腸炎症モデルの腸管炎症が抑制される。この抑制作用は、ダイオキシン受容体である芳香族炭化水素受容体のアンタゴニストの投与により阻害される。 |
キーワード | 芳香族ピルビン酸、芳香族炭化水素受容体、腸管炎症、抗炎症 |
背景・ねらい | 芳香族ピルビン酸(フェニルピルビン酸、ヒドロキシフェニルピルビン酸、インドールピルビン酸)は芳香族アミノ酸(フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン)から脱アミノ反応により生成する。我々はこれまでに、芳香族ピルビン酸に紫外線照射に起因する皮膚障害に対して防御効果があることを報告している。このうち、ヒドロキシフェニルピルビン酸とインドールピルビン酸は水溶液中において、ダイオキシン受容体である芳香族炭化水素受容体(AHR)のアゴニストを生成することが報告されている。AHRアゴニストは腸管炎症モデルに対して抗炎症作用を発揮することが報告されていることから、これらの物質には腸管炎症を抑制できる可能性が考えられる。 そこで本研究は、マウスのT細胞移入大腸炎症モデルを用いて、各芳香族ピルビン酸の大腸炎症抑制作用を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nilgs/2018/nilgs18_s12.html |
カテゴリ | 薬剤 |