タイトル | 萌芽性に優れ株出し多収なサトウキビ品種「はるのおうぎ」の普及 |
---|---|
担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | ---- |
研究担当者 | |
発行年度 | 2020 |
背景・ねらい | 鹿児島県でサトウキビ生産が行われている熊毛・大島地域では株出し栽培が最も多い作型で約7割を占めている。主力品種である「NiF8」は耐病性に優れ、収量が安定していたが、近年、収穫の機械化が進み、収穫時の株の引き抜きや踏圧による萌芽不良が原因と考えられる株出し栽培での単収が減少していることが問題となっていた。そのため収穫後の萌芽性に優れ、株出し栽培で多収である品種が求められていた |
成果の内容・特徴 | ・収穫後の萌芽性に優れ、茎数を確保しやすい品種です。 ・熊毛地域では、主力品種「NiF8」よりも春植えでは3割程度、株出しでは5割程度多収です。 ■参考情報 ・2019年成果情報 萌芽性に極めて優れる株出し多収のサトウキビ新品種「はるのおうぎ」 https://www.naro.go.jp/project/results/4th_laboratory/karc/2019/19_033.html ・サトウキビ新品種「はるのおうぎ」 標準作業手順 https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/laboratory/naro/sop/151356.html ・原著論文:服部ら(2019)サトウキビ野生種と製糖用品種との種間雑種を利用して作出した熊毛地域向け株出し多収品種「はるのおうぎ」(農研機構研究 報告2:21-44) https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030932437 ・品種登録 第28825号(2021年12月24日登録) |
図表1 | |
研究内容 | https://www.naro.go.jp/project/results/juten_fukyu/2020/juten02.html |
カテゴリ | おうぎ 機械化 さとうきび 新品種 品種 |