石礫圃場でも利用できる低コストな暗渠整備技術

タイトル 石礫圃場でも利用できる低コストな暗渠整備技術
担当機関 (国)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門
研究期間 ----
研究担当者
発行年度 2021
背景・ねらい 全国には排水性が不十分で畑作利用できない水田が140万ha(水田全体の3/5)あり、これらの水田に暗渠を整備するには暗渠施設の標準耐用年数30年を考慮して4万ha/年と推定される。現在、公共事業による暗渠整備は1万ha/年であり、残り3万ha/年は未整備となる。このため、土地利用型農業の推進には、低コストな水田の汎用化が急務である。
成果の内容・特徴 ・市販機では初めて石礫の多い沖積土でも農耕トラクタだけで暗渠整備できる施工機を開発(約308万円)した。生産者自らが本施工機を操作でき、暗渠整備費を約4万円/10a(公共事業の6割減)に抑えられる。

■参考情報
プレスリリース
(研究成果) V字状に幅広な破砕溝を深層まで構築できる全層心土破砕機「カットブレーカー」を開発-営農排水施工技術の標準作業手順書を公開-
https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nire/137607.html
標準作業手順書(SOP)
「カットシリーズ」を用いた営農排水施工技術標準作業手順書
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/laboratory/naro/sop/137563.html
その他研究成果
石礫のある条件でも利用可能なV字刃本暗渠機「カットドレーナー」
https://www.naro.go.jp/project/results/5th_laboratory/nire/2021/nire21_s01.html
図表1 249144-1.png
研究内容 https://www.naro.go.jp/project/results/juten_fukyu/2021/juten06.html
カテゴリ 水田 低コスト 排水性

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