輸入茶に対抗するための新技術・新商品の開発

課題名 輸入茶に対抗するための新技術・新商品の開発
研究機関名 長崎県総合農林試験場
研究分担 茶業支場
研究期間 新H15~19
年度 2003
摘要  手軽に飲める利便性、緑茶の健康性が伴って、ドリンク茶の需要が増加傾向にある。また、ドリンク茶に限らず、一般に飲まれているリーフ茶まで輸入茶が使用されるようになってきている。輸入茶葉率は国内消費量の約15%であるが、今後ますます増加すると予想されている。輸入茶の増加、景気低迷などの要因から国内の二番茶、三番茶の荒茶単価は、今までの半分以下まで落ち込んでいる。将来、県内茶産地の衰退の危機が訪れることが予想される。さらに、窒素施肥量の多施肥によって硝酸態窒素が地下水へ溶脱し環境負荷をもたらしていることも懸念されている。県内茶産地を守るためには輸入茶に対抗した茶生産新技術の開発が急務である。 そこで、最近、消費者から香りのある緑茶を求める声が大きいので香りの高い緑茶生産技術を開発する。また、生活習慣病が急増していることから、ポリフェノールを豊富に含む茶葉とビワを混用加工することで、血糖値上昇抑制作用を持つ機能性食品の開発を行う。さらに、お茶の嗜好が若者を中心に変わってきていることから県内産茶を使用したドリンク茶用に適した多収・省力簡易型製造技術と減肥技術による環境へ配慮した栽培技術を確立し、海外産茶に対抗できる栽培・製造法を開発する。 このように、機能性食品、香りの高い緑茶製造技術を確立し付加価値をつけることで輸入茶との差別化を図る。また、少肥多収茶栽培・省力簡易型製造技術と環境に優しい栽培体系を確立し、海外産に対抗することを目的とする。期待される成果としては、香りの高い緑茶製造技術の確立、お茶を使用した機能性食品の開発、少肥多収茶栽培・省力簡易型製造技術を確立することで輸入茶に対抗でき、県内茶産地の維持・拡大が図られる。
研究対象 茶
戦略 園芸
専門 栽培生理
部門 茶業
カテゴリ 加工 栽培技術 栽培体系 機能性食品 施肥 茶 びわ

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