高度抵抗性遺伝資源の利用による難防除ウィルス病(ダイズわい化病・コムギ縞萎縮病)抵抗性育種素材の開発

課題名 高度抵抗性遺伝資源の利用による難防除ウィルス病(ダイズわい化病・コムギ縞萎縮病)抵抗性育種素材の開発
研究機関名 北海道立中央農業試験場
研究分担 農産・遺伝子工学
研究期間 継H16~19
年度 2004
摘要 目的:1.「WILIS」のダイズわい化病高度抵抗性機作と遺伝様式を明らかにし、戻し交配により高度抵抗性を導入した育種素材を作出し、実用品種の早期育成に資する。 2.戻し交配によって、コムギ縞萎縮病高度抵抗性育種素材を育成する。計画:1.戻し交配による「WILIS」由来わい化病抵抗性の導入 2.「WILIS」の抵抗性機作と遺伝子様式の解明 3.戻し交配による「Madsen」由来コムギ縞萎縮病抵抗性の導入、1回親:「Madsen」(コムギ縞萎縮病抵抗性)、反復親:「ホクシン」 4.戻し交配系統のコムギ縞萎縮病抵抗性検定、実施場所:伊達市 広瀬匡聡氏圃場(コムギ縞萎縮病抵抗性検定圃場)得られた成果:1.「トヨコマチ」×BC1F1の交配・採種を実施中。 2.F2個体におけるウイルス接種後病徴発現までの日数は、「トヨコマチ」型(18個体)、中間型(37個体)、「WILIS」型(21個体)の3つの集団に不連続に分離した。その比はχ2検定で1:2:1の期待値にP=0.865で適合したことから、「WILIS」のわい化病抵抗性は単一の不完全優性遺伝子に支配されていると推定された。 3.2003年秋播種の抵抗性検定には、BC3F2を16系統(各10個体)供試した。このうち10系統は達観調査により全個体感受性と判断した。6系統は抵抗性個体が含まれている可能性があると判断し個体別にELISA検定を実施した。その結果、4系統が抵抗性を持つ可能性があると判断した。
研究対象 大豆、小麦
戦略 作物育種先端
専門 育種
部門 共通
カテゴリ 育種 萎縮病 遺伝資源 小麦 大豆 抵抗性 抵抗性検定 播種 品種 防除 わい化

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