| 課題名 |
脳内接種によるBSE実験感染牛を用いた生前診断手法の検討 |
| 研究機関名 |
北海道立畜産試験場
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| 研究分担 |
畜産工学部遺伝子工学科・感染予防科・代謝生理科
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| 研究期間 |
H16~19 |
| 年度 |
2004 |
| 摘要 |
目的:感染性が高く発症が早いとされる脳内接種法により、BSE感染牛の脳乳剤を子牛に接種し、BSE実験感染牛を作出する。またBSE実験感染牛における臨床症状の経過観察やプリオンおよび関連物質の動態を解析し、BSE生前診断の可能性を探るとともに、検出法の開発や病態解析などの研究に必要な異常プリオン蛋白質の確保を図る。方法:(1)脳内接種法の確立とBSE感染牛の作出:生体および斃死子牛を用い脳内接種方法とその影響を検討した。その後、確立した接種法を用いて、10%BSE患畜脳乳剤を子牛に接種し、BSE感染牛を作出した。(2)BSE実験感染牛の臨床症状および血液・尿の生化学所見の観察:BSEに特有な臨床症状の出現を経時的に観察するとともに、血液・尿等の生体材料を採取し、生前診断への応用を検討した。成績の概要:(1)子牛の頭部標本において、前頭骨はピンドリルにより容易に貫通することができ、また角間隆起から1cm鼻側、正中線から2cm右側の点からカテラン針による脳幹部への穿刺が可能であった。検討した穿刺点から子牛へ脳乳剤を接種した。脳乳剤接種後3~4時間に、異常な臨床所見は観察されなかった。病理解剖およびCTスキャンによる頭蓋腔内の観察において、接種した脳乳剤のほとんどは脳実質に留まらず、脳脊髄中に分散し、各脳室および中脳水道に分布することが明らかとなった。また、注入液の漏出防止は頭蓋骨孔へのステンレスネジ挿入が有効であった。本法による脳内接種は脳乳剤をBSE病変好発部位へ到達しやすくし、高い感染性が期待された。これらの知見から、子牛へのBSE脳内接種法のプロトコルを作成した。2004年1月から9月にかけて、4回の感染実験で、BSE患畜脳乳剤および正常牛脳乳剤をそれぞれホルスタイン種雌子牛18頭および3頭に脳内接種した。実験牛の1頭は接種1日後から衰弱し、接種3日後に死亡した。また、実験牛の2頭は、肺炎により死亡した。(2)現在飼養しているBSE患畜脳乳剤接種牛15頭および正常牛脳乳剤接種牛3頭に、これまで神経症状、異常行動および性格の変化等はみられなかった(図3)。これらBSE実験感染牛の血液および尿をそれぞれ2ヶ月間隔および4ヶ月間隔で定期的に採取した。血液は、一部の生化学的検査を行ったが、特に異常な値は測定されなかった。
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| 研究対象 |
牛
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| 戦略 |
ゲノム等先端
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| 専門 |
家畜衛生
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| 部門 |
牛
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| カテゴリ |
飼育技術
診断技術
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