23 水稲・小麦品質阻害病害虫の多発生要因と防除技術 (1)斑点米カメムシの発生生態・被害予測の解明と防除技術の確立 (i)カメムシの発生推移、水田侵入時期

課題名 23 水稲・小麦品質阻害病害虫の多発生要因と防除技術 (1)斑点米カメムシの発生生態・被害予測の解明と防除技術の確立 (i)カメムシの発生推移、水田侵入時期
研究機関名 青森県農林総合研究センター(黒石)
研究分担 病害虫防除室
研究期間 止H13~16
年度 2004
摘要  雑草地でのすくい取りによる発生消長から、各世代の成虫最盛期は、越冬世代6月第2半旬、第1世代7月第3半旬、第2世代8月第1半旬であった。各世代の出現時期は、越冬世代成虫初発日を起算とした有効温量による推定時期とよく一致した。水田では7月上旬~中旬、8月上旬~中旬にまとまったすくい取りがあり、後者は第2世代の発生と水稲の出穂期が重なり発生量も多かった。性フェロモントラップによる誘殺数は多くなかったものの、各世代の発生消長はよく捉えた。粘着トラップより水盤トラップで誘殺数が多かった。 成虫の日周活動性をアクトグラフにより調査した。越冬世代及び第3世代の活動は昼に集中し、夜の活動は少なかった。第1世代は活動に昼夜ばらつきがあるものの、活動ピークは日暮れ時にあり、第2世代ははっきりとした日暮れ時活動性であった。これらのことから、気温の低い春・秋には日中活動性であるが、気温の高い夏期には日没前後に活動性が高まることがわかった。
研究対象 水稲
戦略 環境
専門 虫害
部門 水稲
カテゴリ 病害虫 害虫 カメムシ 小麦 雑草 水田 水稲 性フェロモン 斑点米カメムシ 防除

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