| 課題名 | 水田における小麦・大豆の湿害回避技術の確立実証 |
|---|---|
| 研究機関名 |
岩手県農業研究センター |
| 研究分担 |
野菜畑作 |
| 研究期間 | 新H17~19 |
| 年度 | 2004 |
| 摘要 | 目的:「米政策大綱」のもと、水田の高度利用や持続的な水田農業の推進と担い手の経営体質強化をはかるため、本県ではきめこまかな集落水田農業ビジョンを策定し、水田農業改革地方支援チームを組織してその実現につとめている。この中で、水稲、麦類や大豆などの土地利用型作物の収量、品質の安定化や新技術、新品種の普及による所得確保は営農戦略上重要な課題である。 しかし、集落における実際の作付け計画においては、必ずしも排水対策の整った汎用化水田のみを団地化できないことから、明渠や弾丸暗渠を施工しても湿害が生じ収量、品質の低下をまねく場合も少なくない。 そこで、畑作や汎用化水田を前提とした現在の小麦、大豆栽培技術に対し、生産者がすぐに取り組める湿害回避の方法を組み入れて、水田作に対応した技術を組み立て、作付け計画の円滑化と集落ビジョンにかかげる収益や生産体制の整備に資することをねらいとする。 新規性:独創、転用 理由:秋まき小麦の冬期播種方式は他に研究例がない。小麦、大豆の小規模明渠播種は、ブランドニッポンプロの成果転用である。 成果対象:普及、指導 到達目標:ア 排水不良条件に強い栽培技術の適用による水田での秋まき小麦の反収向上(げ(収量目標 現状 246kg/10a→ナンブコムギ300kg、ゆきちから370kg/10a:モデル団地全刈収量ベース)(参考 平年収量 東北256kg、全国370kg、関東東山403kg) イ 排水不良条件に強い栽培技術の適用による水田での大豆の反収向上(収量目標 現状 148kg/10a→250kg/10a:モデル団地全刈収量ベース)(参考 過去10年平均 東北156kg、全国172kg、北陸182kg) ウ 秋まき小麦冬期播種栽培の適用条件に合わせた導入技術の実証 (収量目標 300kg/10a) 予定成果(初年目):小畦立て栽培における播種機の改良点とコストが明らかになる。大豆において小畦立てによる表面排水効果データが得られる。 予定成果(2年目):大豆の小畦立栽培による湿害回避効果が明らかになる。 予定成果(3年目):大豆の小畦立て栽培技術の組立が完成する。秋まき小麦の小畦立栽培による湿害回避技術の組立が完成する。秋まき小麦冬期播種栽培における土壌条件別湿害回避技術が明らかになる。 期待効果:ア 排水不良水田における小麦・大豆の湿害軽減、収量安定化による水田農業の収益性向上、集落ビジョン実現のための圃場利用の円滑化。 イ 小麦・大豆の新品種等の安定栽培による供給量の安定化と地消地産の推進。 ウ 小麦の冬期播種栽培の安定性向上による水稲あと小麦作の普及による水田利用率の向上。 |
| 研究対象 | 小麦、大豆 |
| 戦略 | 土地利用型農業 |
| 専門 | 麦、大豆 |
| 部門 | 栽培生理 |
| カテゴリ | 経営管理 コスト 小麦 栽培技術 湿害 新品種 水田 大豆 播種 |