課題名 | 果樹園用除草剤の効果的使用法 |
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研究機関名 |
岩手県農業研究センター |
研究分担 |
果樹 |
研究期間 | 継H14~18 |
年度 | 2004 |
摘要 | 目的:果樹園における土壌管理法は、一般的には全面草生栽培、りんごや西洋なしのわい化栽培では列間は土壌流亡防止と有機物補給等を目的とした草生栽培とし、樹冠下は樹との養水分の競合防止や病害虫の発生防止、作業能率の向上のため清耕を基本としている。草生の刈り取り代用や清耕維持のため、草刈り機や中耕と併せて、従来から除草剤が使用されているが、環境保全に対する意識の高まりや省力を目的として、より安全で効果が高く、散布回数の削減が可能な除草剤、処理体系の開発が望まれている。そこで、新規除草剤の春期、夏期処理における殺草効果や、少量散布等について検討する。 到達目標:1)りんごの除草剤の選抜と実用化 2)年次別予定成果 成果:WOC-01液剤、S-878顆粒水和剤について検討した結果、前者はりんご、ぶどう、なし、ももの一年生雑草および多年生雑草に対して、後者はりんごの一年生雑草および多年生雑草に対して高い殺草、抑草効果を示し、同系統のグリホサートイソプロピルアミン塩などと比較して同等の効果が認められたため、平成13年度の雑草防除基準に採用した。同様に、WOC-01液剤、S-878顆粒水和剤を平成13年度の雑草防除基準に採用した(平成12年度試験研究成果)。また、CG-231GTフロアブルはりんごの一年生、多年生雑草に対して、同系統のグリホサートイソプロピルアミン塩などと比較して同等以上の効果が認められたため、平成14年度の雑草防除基準に採用した(平成13年度試験研究成果)。 |
研究対象 | リンゴ |
戦略 | 園芸 |
専門 | 栽培生理 |
部門 | 果樹 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 雑草 除草剤 西洋なし ぶどう もも りんご わい化 |