課題名 | 作付け体系及び土壌管理と土壌生態系の関係の解明 |
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研究機関名 |
岩手県農業研究センター |
研究分担 |
環境保全 |
研究期間 | 継H14~18 |
年度 | 2004 |
摘要 | 目的:県の農業団体が大幅な作付け拡大を打ち出している野菜(キャベツ)について、その安定生産を重点目標とし、連作障害回避対策に関する基礎データを収集する。 到達目標:1)キャベツの連作によって発生が予想される生育障害(センチュウ、根こぶ病等の病害虫)について、これを回避することができる輪作の技術体系を確立する。 2)年次別予定成果 成果:(1)旧農業試験場(滝沢)で普通作物を組み入れた輪作体系について調査を実施し、えだまめばれいしょ、陸稲の連作あるいはこれらの輪作に関して基礎試験を行った。(i)ばれいしょでは連作により、作土の貫入抵抗が輪作に比べやや大きくなったが、他の作物では連作・輪作による違いは認められなかった。土壌の化学性の違いは認められなかった。(ii)蛍光性Pseudmonasは、連作圃場では、えだまめばれいしょ陸稲の順の菌密度となった。えだまめは蛍光性Pseudmonas菌密度を高めることが確認された。 (2)センター試験ほ場の1年連作による土壌化学性(変化なし)が明らかになった。 (3)作付5年目の圃場における根こぶ病の発生は各区とも見られず、根こぶ菌の菌密度も区間による差は見られなかった。 |
研究対象 | 共通 |
戦略 | 環境 |
専門 | 環境 |
部門 | 共通 |
カテゴリ | えだまめ 害虫 キャベツ ばれいしょ 輪作 輪作体系 連作障害 |