課題名 | 先端技術を活用した農林水産研究高度化事業(資材を効率的に活用したクリの害虫防除技術と貯蔵技術の開発) |
---|---|
研究機関名 |
茨城県農業総合センタ-園芸研究所 |
研究分担 |
病虫研究室他 |
研究期間 | 継HH15~17 |
年度 | 2004 |
摘要 | 環境への負荷の少ないクリシギゾウムシ防除法として、ドライアイスくん蒸法、炭酸ガス主体の混合ガスによるくん蒸法、くん蒸剤のリサイクル利用法を開発するとともに、炭酸ガスやくん蒸用フィルム袋等の防除に用いた資材を活用したクリ果実の長期貯蔵技術を開発する。ドライアイスくん蒸法では、殺虫効果を有するくん蒸処理条件を明らかにしたが、腐敗果が発生した。混合ガスによるくん蒸法は殺虫効果が低く、混合ガス成分の再検討が必要であった。リサイクル利用では、ヨウ化メチルくん蒸剤を4回まで再利用できることを確認した。貯蔵技術では、貯蔵用袋を開放状態で0℃以下で貯蔵した場合、2ヶ月貯蔵しても品質を維持できることを確認した。今後は、腐敗果防止のドライアイスくん蒸法、ヨウ化メチルを入れた混合ガスくん蒸法、リサイクル利用回数の向上技術、ヨウ化メチルくん蒸後の果実の長期貯蔵法について検討する。 |
研究対象 | クリ |
戦略 | 園芸・食品 |
専門 | 虫害、食品加工流通 |
部門 | 果樹 |
カテゴリ | 害虫 加工 くり 長期保存・貯蔵 防除 保存・貯蔵 |