課題名 | 小麦の施肥診断・赤かび病防除による品質改善 |
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研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所 |
研究分担 |
土壌肥料研究室 |
研究期間 | 継H16~18 |
年度 | 2004 |
摘要 | 目的:県産小麦の品質改善を図るため,実需者が望む適正子実粗タンパク含量が得られる転換畑小麦の生育制御,窒素栄養診断並びに圃場別の肥培管理法を確立する。を開発実証する。 成果の概要:岩瀬町および水田利用研において,子実粗タンパク含量の適正値(10~11%)の生育指標値および施肥窒素量を検討した結果,3月下旬の葉色(葉緑素計)で47程度で,基肥窒素量は10a当たり10kg,追肥2kg以上施用すると,子実の適正粗タンパク含量が得られることがわかった。転換畑の排水性,土壌窒素肥沃度の異なる圃場では,小麦の収量,品質に差が認められた。また,農林61号およびきぬの波は,赤かび病に罹病してもDONの蓄積が少ないDON産生抑制品種であると考えられた。エライザ法は現地におけるDON簡易分析法として十分活用できるものと判断した。またグレーダによる選粒もDONの低減に有効であった。 |
研究対象 | 小麦 |
戦略 | 土地利用型農業 |
専門 | 土壌肥料 病害虫 |
部門 | 小麦 |
カテゴリ | 肥料 栄養診断 害虫 小麦 水田 施肥 土壌管理技術 排水性 肥培管理 品種 防除 |