課題名 |
54 コンニャク品種育成試験 (4)生産力検定試験及び病害抵抗性検定試験 |
研究機関名 |
群馬県農業技術センター
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研究分担 |
こんにゃく特産研究C
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研究期間 |
継各年次 |
年度 |
2004 |
摘要 |
目的:耐病性、良質、多収性の優良品種を育成し、コンニャク生産の安定合理化を図る。 得られた成果:生産力検定予備試験については、13組合せ17系統を供試して検討し、収量・品質に優れる 6組合せ8系統を継続検討とした。 生産力検定試験については、3組合せ 3系統を供試して、生育・収量、品質を調査した。 群系73号は早生で、球状生子、球茎・精粉収量は並、荒粉・精粉歩留は高い。 群系74号は中~晩生、球茎収量は並で、精粉歩留は在来種より高く、精粉粘度もやや高い。 群系75号はやや早生で、球状生子率が高く、球茎・精粉収量は多く、荒粉・精粉歩留は「あかぎおおだま」並である。 病害抵抗性検定試験については、6~7月の雨量が非常に少なかったため根腐病の発病は遅れた。生産力検定試験供試系統の中で、葉枯病に比較的強いのは群系73号、根腐病に比較的強いのは74号と群系75号であった。腐敗病には73号が比較的強かった。また、生産力検定予備試験供試系統では、葉枯病、根腐病ともに比較的強いが 1系統、葉枯病のみ強いが 2系統、根腐病のみ強いが 5系統認められた。
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研究対象 |
コンニャク
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戦略 |
作物育種
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専門 |
育種
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部門 |
その他作物
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カテゴリ |
育種
こんにゃく
多収性
根腐病
病害抵抗性
品種
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