10 次世代型給餌システム実用化試験

課題名 10 次世代型給餌システム実用化試験
研究機関名 群馬県水産試験場
研究分担 箱島養鱒センタ-
研究期間 新H16~18
年度 2004
摘要 目的:自発摂餌を利用し、養鱒現場における給餌作業の省力化などによる効率的な養魚、健康な魚づくりを目指す。養鱒業者が自発摂餌を導入し易いよう、様々な飼育条件に対応する飼育技術を確立するとともに、経済性や耐久性などを高めた関連機器の改良と開発を行い、実用性の向上を図る。計画:自発摂餌により得られた摂餌リズムを考慮した給餌法が成長などに及ぼす効果について、ニジマス稚魚を供試魚とした飼育試験を実施した。魚が1日のうちで活発に摂餌する時間帯(5:00~5:30、18:00~18:30)と、従来の給餌時間(8:30~9:00、13:00~13:30)に給餌する2区を設け、同量の餌を自動給餌機により給餌し、2004年4月13日から5月11日までの29日間飼育した。 得られた結果:飼料効率は、摂餌パターン区が従来給餌区に比べ2.6ポイント上回ったが、魚体重および肥満度について両区に有意な差は認められなかった(t-test:P>0.05)。用水が水温変化のない湧水(水温14℃)の場合、魚の摂餌リズムを考慮した給餌法が成長に及ぼす効果はみられなかった。残された問題点:様々な飼育条件(環境、規模など)に対応した飼育技術の検討や周辺関連機器の見直しが必要。 
研究対象 ニジマス、ヤマメ
戦略 水産
専門 水産増養殖
部門 河川湖沼等
カテゴリ 飼育技術 省力化 飼料効率

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