課題名 |
モモ新系統、新品種地域適応性試験 |
研究機関名 |
京都府丹後農業研究所
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研究期間 |
継H14~ |
年度 |
2004 |
摘要 |
【目的】丹後地域のモモは7月中旬から8月中旬までの品種が栽培されているが、「白鳳」・「あかつき」以外に有望な品種は無く、これらの前後に収穫できる有望な品種や観光果樹園での鑑賞性、収穫作業が容易な品種を選定するため、独立行政法人果樹研究所で育成された「筑波120号」、「筑波121号」及び「筑波125号」を供試し、特性、適応性を明らかにする。【計画】供試系統;「筑波120号」、「筑波121号」以上2001年3月植栽、「筑波125号」以上2003年12月植栽。耕種概要;主幹形仕立て、雑草草生、4×4m。調査項目等;旧農林水産省果樹試験場発行「育成系統適応性検定試験・特性検定試験調査方法」に基づき調査。【期待される成果】「白鳳」・「あかつき」の前後に収穫できる品種が選定されることにより、切れ目のない継続的な出荷が可能となる。また、観光果樹園に向いた品種を導入することにより集客力の向上につなげる。【得られた成果】「筑波120号」は7月26日から収穫となり、「あかつき」と同じであった。品質は多汁でち密で軟らかく、糖度16.6%と高かった。「筑波121号」は7月29日から収穫となり、品質はやや硬いが、糖度は16.6%と高かく非常に食味が良かった。「筑波125号」は植付け一年目であるため、調査していない。【成果の受け渡し先】府内生産者及びJA、普及センター等
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研究対象 |
モモ
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専門 |
栽培生理
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部門 |
果樹
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カテゴリ |
病害虫
雑草
出荷調整
新品種
品種
もも
良食味
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