課題名 |
採卵鶏の銘柄調査(22) |
研究機関名 |
奈良県畜産技術センター
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研究分担 |
育種改良係
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研究期間 |
継S58~ |
年度 |
2004 |
摘要 |
県内で飼養されている主な銘柄および新銘柄についてその性能と特性を把握し、養鶏農家の指針とする。<供試鶏>デカルブブラウン、ボリスブラウン、シェーバーEX、デカルブホワイト、ハイラインソニア、さくらD。(平成15年4月2日餌付け)<結果>育成期:飼料消費量はさくらD、ハイラインソニアが55g台で多く、デカルブホワイトは46.0gで最も少なかった。育成率はデカルブブラウン、デカルブホワイト、ハイラインソニアが100%、最も低いのが92.9%でボリスブラウンであった。性成熟成績:初産日齢はさくらDが133.3日で最も早く、次いでボリスブラウン、ハイラインソニアの順であった。初産卵重はハイラインソニアが45.4gで最も大きく、次いでデカルブホワイト、ボリスブラウンの順であった。成鶏期:生存率はハイラインソニアが97.5%、次いでボリスブラウンが95.0%で高く、デカルブホワイトは87.5%で最も低かった。産卵率はデカルブブラウンが91.5%で最も高く、次いでデカルブホワイト、ハイラインソニアが89.1%であった。平均卵重はシェーバーEXが60.1gであった他は61g台で、さくらDの61.8gが最も重かった。飼料消費量はデカルブホワイトが108.1gで最も少なく、次いでシェーバーEX110.6g、デカルブブラウン114.0gの順であった。飼料要求率はデカルブホワイトが1.98で最も優れ、次いでデカルブブラウン2.03、ボバンスブラウン2.10の順であった。
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研究対象 |
採卵鶏
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戦略 |
畜産
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専門 |
飼養管理
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部門 |
鶏
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カテゴリ |
さくら
飼育技術
鶏
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