| 課題名 |
鳥取県に適応した切り花の低コスト生産安定技術の開発 |
| 研究機関名 |
鳥取県園芸試験場
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| 研究分担 |
花き研
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| 研究期間 |
新H16~20 |
| 年度 |
2004 |
| 摘要 |
シンテッポウユリ種子の発芽に及ぼすABAおよびウニコナゾール(UCZ)の影響について検討の結果、ABAは発芽抑制物質のひとつである可能性が示唆された。また、UCZは発芽初期のGA合成を阻害することにより、発芽遅延を引き起こしていると考えられたまた、発芽に及ぼす有機溶剤処理および湿潤剤の影響について検討の結果、溶剤を処理することにより種子表面の撥水性が消失し、吸水が容易になると考えられ、均一な吸水が行われた結果として発芽がやや早まったと考えられた。また、湿潤剤処理の影響は小さかったが、同様の理由で吸水が早まった結果、やや発芽率が向上したと考えられた。これらのことから、シンテッポウユリの種子には吸水の不均一が生じやすいと考えられ、このことが発芽不良や発芽遅延につながっているものと推察された。定期的に乾物重を調査し、育苗法と定植法が生育に及ぼす影響について検討の結果、セル苗はCP苗に比べて生育初期の発根が優れる一方で、CPを除去して定植することで、ほぼセル苗に近い生育を示すことも明らかになった。CP栽培による開花の遅れは地下部における生育の遅れが一因であるものと推察される。施肥による窒素肥料のシンテッポウユリの生育への影響を明らかにするため、露地栽培における施肥法と土壌溶液中の窒素濃度との関係について検討の結果、施肥法と土壌溶液中の窒素濃度の関係に一定の傾向は認められなかった。育苗において、チェーンポットの種類と定植方法の違いが切り花品質に及ぼす影響について検討の結果、チェーンポット苗の開花期はプラグ苗より遅れることが再確認された。チェーンポットの種類では、CP-304でCP-303およびBP-303よりわずかに輪数が多くなった。除去の有無は切り花品質へあまり影響しなかった。昨年はチェーンポット除去により開花期が早まる効果が認められたが、本年度の試験ではその傾向は認められず、再度検討が必要である。スカシユリ類の切り下球を利用した季咲き栽培において、品種特性と栽植密度の違いが切り花に及ぼす影響について検討した結果、スカシユリついては2度切りで十分な品質の切り花が得られることがわかった。また、15cm間隔で定植した方が採花率は高くなることがわかった。LOハイブリッドについては、抑制栽培での凍害等の影響が大きく、栽培に関してはさらに検討が必要である。年末出荷の抑制栽培における品種特性について検討した。結果、到花日数の早い早生品種は抑制栽培で切り花長が取りにくいと判断された。切り下球利用の季咲き栽培の結果もあわせて、作型を検討する。ストックの生育後期の保温が切り花品質に及ぼす影響について検討の結果、風通しの悪い状態は植物体の表面温度を上昇させることが明らかになり、このことが間伸びにつながるものと推察された。品質はよいが発芽率の低い‘サーモンブルーアイアン’を供試し、直播き栽培における実用的な発芽率向上法について検討の結果、翼除去は‘サーモンブルーアイアン’の発芽促進に僅かに効果が認められた。パーライト処理は翼除去の効果とともに、種子表面の構造を物理的に変化させていると考えられ、その結果吸水が速やかに行われ、発芽率の向上につながったものと考えられた。CPPU処理がストックの切り花品質に及ぼす影響について検討の結果、CPPU処理により開花が遅れ、より短く、太く且つ重い切り花となった。処理により葉数に一定の傾向が認められないこと、花穂長はやや短くなる傾向が認められることから、CPPU処理は節間伸長を抑制していると考えられた。アイアン系品種は切り花長が短くなりやすい特性がある。切り花長を確保し、かつ品質のよい切り花生産に最適な潅水打ち切り時期について検討の結果、品質向上のため出蕾前までに潅水を打ち切る必要があると判断された。バラの生産安定のために土壌改良(排水対策)と試験場で確立した高畝栽培を重粘土質の現地で実証し、生育を調査の結果、現地試験圃場の乾物重と収量の増加には、高畝(土壌改良)+改良仕立ての効果が高いことが明らかになった。ただし、各生産者間の管理の差が、乾物重や収量に影響していることも確認された。パーライトを用いた土壌改良(排水対策)は、資材代がかさむことから、安価な籾殻(クン炭)を施用し、改植後の生育を調査の結果、籾殻15%+クン炭15%は、改植初年目の生育では、パーライト15%の代替資材となることが明らかになった。電照反応性が高く、無加温で年末出荷可能な寒小ギク品種と栽培技術を検討した結果、‘寒はるか’、‘冬化粧’、‘寒あそび’の電照抑制による開花は、気温の影響が小さく、年次変動が殆ど無いことが明らかになった。無側枝性ギクの盆出荷作型における消灯後の寒冷紗被覆とGA散布が開花に及ぼす影響について検討の結果、平均気温が平年値を大幅に上回るような気象条件では、消灯~開花終了までの寒冷紗被覆で開花促進効果が認められ、切り花品質の改善効果も高いことが明らかになった。
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| 研究対象 |
共通
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| 戦略 |
園芸
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| 専門 |
栽培生理
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| 部門 |
花き
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| カテゴリ |
肥料
育苗
改植
栽培技術
出荷調整
ストック
施肥
低コスト
凍害
土壌改良
発芽不良
ばら
品種
ゆり
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