課題名 |
バイテクによる画期的鳥取オリジナル品種の開発 |
研究機関名 |
鳥取県園芸試験場
|
研究分担 |
生工研
|
研究期間 |
継H14~18 |
年度 |
2004 |
摘要 |
染色体倍加個体は果実が大きくなる傾向があり、バラ科植物でもこの傾向がみられる。ここでは、ニホンナシの大玉系統を開発する目的で‘おさゴールド’等5品種の染色体倍加を行った結果、‘おさゴールド’で23系統、‘幸水’で14系統、‘長十郎’で4系統、‘菊水選抜系’で7系統の倍数性を示す芽条が得られた。ブドウ‘ハニービーナス’の果実の大玉化を図る目的でコルヒチン処理による染色体倍加試験を行った結果、全ての処理区で倍数性系統を獲得することはできなかった。本県のリンドウ産地では市場性の高いエゾリンドウF1品種の開発が求められている。F1育種の親候補としてリンドウ部会で選定された優良系統の特性評価試験を実施するためにメリクロン苗を作出し、現地試験圃へ供給を行った結果、現地圃場に全31系統を定植した。次年度以降に各種特性調査を行う予定である。リンドウの重要病害であるリンドウ褐斑病及び葉枯病に対して抵抗性を有するエゾリンドウF1育種親系統を選抜する。ここでは選抜に必要な接種試験に用いる両病原菌の分離及び分生胞子の採取を行った結果、リンドウ褐斑病菌20菌株及び葉枯病菌10菌株を保存し、接種試験に用いることが可能になった。
|
研究対象 |
ナシ、ブドウ、リンドウ
|
戦略 |
園芸
|
専門 |
育種
|
部門 |
果樹花き
|
カテゴリ |
育種
栽培技術
抵抗性
ばら
品種
ぶどう
りんどう
|