課題名 |
ボタンの新品種育成と増殖法の開発 |
研究機関名 |
島根県農業試験場
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研究分担 |
生物資源G
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研究期間 |
継H15~19 |
年度 |
2004 |
摘要 |
新品種の短期間普及、ウイルスに罹病した際のウイルスフリー化技術、バイテク手法による育種技術等へ応用するための、培養による安定的増殖法の確立と、異種間交配・放射線利用による日持ち性や香りの優れる品種等の育成を目指し、さらに遺伝子レベルでの絞り機構の調査、変わり咲き品種育成の可能性を検討している。現在、培養によるボタンの腋芽の増殖、カルス経由でのシュート形成に成功した。また黄色ボタン及びシャクヤクとの交配により少数の種子が得られ、数個が発芽した。さらに絞りの発生原因を遺伝子レベルで検討し、ウイルスが原因である可能性は低いと考えられた。また、サフィニア、トレニアから獲得した色素のもとになる物質を合成する遺伝子を用いたバイナリーベクターの構築を行った。今後は培養条件を再検討し、活着率の向上と順化法の開発を行う必要がある。またシャクヤク及び黄色ボタンとの交配のために放射線照射を行い、その花粉を交配に用いる。さらに色素に関連した遺伝子の発現比較を行い、モデル系を用いた花色斑入りに対するトランスポゾン利用の可能性を検討する。
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研究対象 |
ボタン
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戦略 |
ゲノム等先端
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専門 |
育種
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部門 |
花き
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カテゴリ |
育種
しゃくやく
新品種
新品種育成
トレニア
品種
ぼたん
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