分娩前後の飼養管理技術の確立と乳成分による栄養診断技術の開発

課題名 分娩前後の飼養管理技術の確立と乳成分による栄養診断技術の開発
研究機関名 高知県畜産試験場
研究分担 大家畜科
研究期間 継H13~17
年度 2004
摘要 乳牛における繁殖機能や分娩後の代謝障害について、個体の栄養状態を簡易に判断する手法を検討するため、本年度は栄養状態と関連が深いといわれる乳脂肪酸組成を測定し、体脂肪蓄積及び動員との関連性を解析するとともに栄養状態を判断する技術及びインピーダンス測定法を用いた生乳成分測定の基礎的知見を得る。その結果、1)分娩後において尻部皮下脂肪厚と生乳中の飽和脂肪酸であるC16パルミチン酸との間に負の相関が認められたが、不飽和脂肪酸であるC18:1オレイン酸とは相関が低かった。2)近赤外測定値と皮下脂肪厚、乳量及び乳成分間に相関は認められなかった。3)生乳のインピーダンス測定値のうち、Reactance成分と乳糖の間に相関(R2=0.8031:8078.4Hz)があったが、その他の乳成分との間に相関は認められなかった。
研究対象 乳用牛
戦略 畜産
専門 飼養管理
部門
カテゴリ 栄養診断 飼育技術 乳牛 繁殖性改善

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