課題名 |
施設ピーマン,ナス,トマト病害虫の生物的防除体系の確立 |
研究機関名 |
鹿児島県農業試験場
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研究分担 |
病虫部
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研究期間 |
継H15~18 |
年度 |
2004 |
摘要 |
(成果)現地の施設ピーマンにおいてアザミウマ類の捕食性天敵であるククメリスカブリダニとタイリクヒメハナカメムシの利用と,アブラムシ類対策を組み込んだ体系的な防除を検討した。タイリクヒメハナカメムシの秋季2回放飼(0.5頭/m2/回)は栽培終了までミナミキイロアザミウマの発生と被害を低く抑えた。ククメリスカブリダニは放飼前にふすまを処理することで定着,増加しアザミウマ類の発生を1月までは抑えた。コレマンアブラバチはバンカープラントと併用することで,ワタアブラムシ,モモアカアブラムシを低密度に抑えた。 コレマンアブラバチを1回放飼するとともに,ハウス内に大麦等のイネ科植物にムギクビレアブラムシを寄生させたバンカープラントを維持させる方法は,冬季から春季にかけてアブラムシ類(ワタアブラムシ,モモアカアブラム)を防除する手段として有効であると考えられる。
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研究対象 |
ピーマン,ナス,トマト
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戦略 |
園芸,環境
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専門 |
病害、虫害
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部門 |
新産業
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カテゴリ |
害虫
カメムシ
生物的防除
トマト
なす
ピーマン
防除
ミナミキイロアザミウマ
もも
わた
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