課題名 | カボチャ疫病の緊急防除対策 |
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研究機関名 |
北海道立道南農業試験場 |
研究分担 |
病虫科 |
研究期間 | 完H16~17 |
年度 | 2005 |
摘要 | 目的:カボチャ疫病の薬剤散布法の改良および土壌からの疫病菌の跳ね上がり防止対策、出荷後の果実発病を軽減するための出荷前貯蔵日数等の組み合わせによる疫病の発生軽減法を明らかにする。方法:機能性展着剤加用による防除効果向上の可能性の検討、リビングマルチ(牧草)を用いた土壌表面被覆による防除効果の検討、保菌果実を除去するために必要な果実貯蔵日数の検討 成績概要:機能性展着剤:機能性展着剤可能により防除効果が向上したのは3例中1例のみで、その効果は不安定であった。そのため、効果的な薬剤散布方法は、前年度に明らかにした薬剤散布量を現地慣行(100L/10a)の2倍量(200L/10a)にすることであった。リビングマルチ:リビングマルチ被覆による疫病抑制効果は認められなかった。保菌果実除去:保菌果実がすべて発病するまでには20日間かかり、14日間でも全体の99%が発病した。試験に用いた品種「みやこ」は、収穫15日を過ぎると食味が低下するため、収穫後14日間貯蔵し発病した果実を除去後速やかに出荷することが、出荷後の果実発病軽減策として有効であった。 |
研究対象 | かぼちゃ |
専門 | 病害 |
部門 | 野菜 |
カテゴリ | かぼちゃ 機能性 出荷調整 品種 防除 薬剤 良食味 |