課題名 |
生乳の香気特性解明と機器による簡易測定法の開発 |
研究機関名 |
北海道立根釧農業試験場
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研究分担 |
乳質生理科
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研究期間 |
継H16~18 |
年度 |
2005 |
摘要 |
生乳生産や品質検査の場における生乳風味の評価法について、機器を用いた簡易評価法を検討するとともに、生産技術への迅速なフィードバックを想定した官能検査法の標準化を図る。さらに、簡易評価法と標準化された官能検査法を用いて地域・季節別の生乳風味の実態と動態を解析する。ア)簡易評価法の検討乳牛の生理状態に関連するケトン体の一種であるアセトン含量の異なる個体乳試料の揮発性成分をにおいセンサーを用いて調べたところ、7種類の半導体センサーの反応値を用いて算出した主成分値がアセトン含量に比例して変化する傾向が認められ、アセトン含量の多い生乳試料を発見するために活用できる可能性が示された。イ)生乳風味の実態と動態の解析地域別・季節別に収集したストレージ乳サンプル中の香気関連物質は、いずれのサンプルにおいてもおおむね類似した含有量であったが、アセトンの含有量はサンプル間の変動幅が大きかった。しかし、地域および季節による一定の傾向は認められなかった。
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研究対象 |
乳用牛
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専門 |
飼養管理
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部門 |
牛
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カテゴリ |
簡易測定
飼育技術
乳牛
評価法
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