課題名 | 自動牛体ブラシの有用性 |
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研究機関名 |
北海道立根釧農業試験場 |
研究分担 |
酪農施設科 |
研究期間 | 新H17 |
年度 | 2005 |
摘要 | 牛との接触による傾斜を検出して自動で回転する自動牛体ブラシのフリーストール牛群内での利用割合、利用時間等を調査し、牛体ブラシが乳牛行動、生産性に及ぼす影響について検討を行った。・特別な馴致をしなくとも、ブラシ設置後から数頭の牛が利用し始め、ブラシ設置後1週間程度でほぼ全ての牛が利用した。ブラシを利用している牛では背中の体毛やほこりなどが落ちる様子が観察され、布テープを付着させたときの付着物重量も設置前に比べて設置後約1ヶ月で3分の1に低下し、その後も持続した。設置前後の乾物摂取量および脂肪補正乳量は変化しなかった。以上のことから、フリーストール牛舎用の自動牛体ブラシにより、牛体の汚れの除去ができ、有用であると判断された。 |
研究対象 | 乳用牛 |
専門 | 飼養管理 |
部門 | 牛 |
カテゴリ | 飼育技術 乳牛 |