たまねぎ新品種育成試験(出荷期間拡大に対応したたまねぎ品種開発の強化)

課題名 たまねぎ新品種育成試験(出荷期間拡大に対応したたまねぎ品種開発の強化)
研究機関名 北海道立北見農業試験場
研究分担 作物研究部畑作園芸科
研究期間 継H10~19
年度 2005
摘要 試験目的:北海道に適し、作期適応性・品質・貯蔵性に特色ある品種を育成する。成績の概要:○親系統の育成試験(i)採種:前年度母球養成と選抜した基礎集団、自殖及び小規模集団採種50系統の採種を実施。(ii)母球養成・選抜:花粉親系統では、2003年に採種した40基礎集団について母球養成と選抜を実施。種子親系統(雄性不稔系統)及び維持系統では、2003年に採種した300検定基礎集団の母球養成と選抜と実施。(iii)花粉親系統の維持・増殖:20系統の中・大規模採種と15系統の母球養成と特性調査を実施。(iv)種子親系統(雄性不稔系統)および維持系統の維持・増殖:64組合せの集団採種を実施するとともに、92点の母球要請と特性調査を実施。○F1組合せ能力検定試験(生産力予備検定)(i)F1組合せ能力検定:2004年度に試験栽培した中で、収量性、耐病性及び球品質に優れた親を系統を供試した101組合せの検定交配を行い、60組合せからF1系統を採種。(ii)生産力検定予備試験:北見農試が新規育成した種子親13系統と優良な粉親系統2系統(「81S」、「KMS7320-12M」)を交配した25組合せと、新規育成した花粉親系統17系統と既存・新規種子親を交配した17組合せの計42点のF1系統を試験に供試した。供試1系統のうち、特に「CX299」(KTM98124-01A/KTM9810-01B)は、平均一球重が300gを超え、規格内収量も「スーパー北もみじ」対比120%の多収性を示した。新規F1系統の腐敗球発生率と球品質球からは、組合せ能力が有望と判断される親系統は認められなかった。○乾腐病抵抗性検定:清水・中野(1995)の苗浸漬接種法によりF1系統の抵抗性を検定した。「KTM98149-02A」および「KTM98149-02B」を交配親として使用したF14系統は、いずれも罹病率が10%以下であった。
研究対象 たまねぎ
専門 育種
部門 野菜
カテゴリ 育種 出荷調整 新品種育成 多収性 たまねぎ 抵抗性 抵抗性検定 品種 品種開発

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