雪腐病高度抵抗性良質小麦系統の育成

課題名 雪腐病高度抵抗性良質小麦系統の育成
研究機関名 北海道立北見農業試験場
研究分担 作物研究部小麦科
研究期間 継H15~19
年度 2005
摘要 試験目的:各種雪腐病に対して高度な抵抗性を示し、かつ、品質や穂発芽耐性が「ホクシン」より優れる雪腐病高度抵抗性DH(半数体倍加)系統を作出する。成績の概要:交配は、雪腐病高度抵抗性系統への穂発芽耐性、良粉色などの導入を目的に4組合せを実施。雪腐黒色小粒菌核病菌接種による雪腐病抵抗性検定と選抜を実施。訓交3709、訓交3330、訓交3178については、高い抵抗性を示す系統が多かった。雪腐病抵抗性検定と品質検定(DH3世代以降)の結果をもとにして、圃場選抜を実施。これらの系統について、穂発芽検定を実施した。その結果、交配親に用いた雪腐病抵抗性DH系統に比べて、穂発芽程度の低い系統が認められた。穂発芽検定の結果も踏まえ、最終的な系統の選抜を実施。そして、訓交3178から5系統、訓交2866から2系統を新たに次年度の小規模生産力予備試験に供試。生産力試験では、雪腐病無防除区は防除区に比べ倒伏程度が高い系統が多かった。雪腐病無防除区での雪腐病発生菌種の主体は黒色小粒菌核で、一部に褐色小粒菌核が発生する条件であった。また、紅色雪腐病の発生も認められた。雪腐病無除生産力試験では雪腐病抵抗性“やや強”の「ホクシン」や「きたもえ」の発病度が約30で、これよりも発病程度が低く、雪腐病の抵抗性に優れる系統が多くあった。生産力試験供試2年目系統では、雪腐病抵抗性に優れ耐穂発芽性が「ホクシン」よりやや優り、1世代前の粉色も優れていた「15G503」を、次年度継続検討。生産力試験供試初年目系統では雪腐病抵抗性が極めて優れる「16G501」と、雪腐病抵抗性に優れ多収の「16G502」を、次年度継続検討する。継続検討する材料については品質検定を実施する。
研究対象 小麦
専門 育種
部門 麦
カテゴリ 育種 小麦 抵抗性 抵抗性検定 防除

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