課題名 |
地域水田農業改革実践支援事業-北見地域における土地利用型野菜の導入・定着- |
研究機関名 |
北海道立北見農業試験場
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研究分担 |
技術体系化チーム
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研究期間 |
継H16~18 |
年度 |
2005 |
摘要 |
試験目的:水田農業における経営の複合化・多角化に向けた技術的・経営的課題を整理して、有効な技術の体系化現地実証や経営モデルの策定などにより、「地域水田農業ビジョン」の実現を支援する。 成績の概要:○もち米の減化学肥料・減農薬栽培:減化学肥料・減農薬栽培の生育・収量は慣行と同等であった。減農薬については、試験区種籾消毒のトリコデルマ・アトロビリデドライ(生物農薬)は、慣行区の銅・イプコナゾールと病害発生、苗質ともに同等であり、使用方法も同一であることから 実用性も高いと思われる。試験区は、イネドロオイムシの発生があったものの要防除水準とはならなかった。斑点米の発生は0.2%程度に抑えることができ、実用性は実証された。除草機については、昨年の反省から移植機の掛け合わせ条間を広め、除草機両サイドのフネとローターの変更で枕以外の踏み倒し、倒伏は軽減された。しかし、枕部分は欠株で7%程度、なびきや踏み倒しが4%程度発生した。条間の除草については、良好であったが株間のヒエ、ホタルイの残草が昨年に比べ3倍程度増え、手取除草が必要となった。○えだまめの無農薬栽培:8月収穫は、品種は「えぞにしき」、べたがけ栽培では「大袖の舞」も可能であった。○生食用かぼちゃの特別栽培:目立った病害虫の発生はなかった。省力栽培法であるセル苗定植(平成17年普及推進事項)は、収量は試験区により変動したが、概ね慣行区並であり、内部品質にも問題がなかった。
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研究対象 |
共通
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専門 |
栽培生理
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部門 |
共通
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カテゴリ |
肥料
病害虫
えだまめ
害虫
かぼちゃ
経営管理
経営モデル
栽培技術
除草
除草機
水田
農薬
斑点米
ひえ
品種
防除
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