有機ラム肉生産技術の開発-自給粗飼料による授乳期母子羊の飼養法-

課題名 有機ラム肉生産技術の開発-自給粗飼料による授乳期母子羊の飼養法-
研究機関名 北海道立畜産試験場
研究分担 家畜生産部特用家畜科
研究期間 新H17~18
年度 2005
摘要  有機ラム肉生産体系の一技術として、有機栽培が期待されるサイレージを最大限に活用した授乳期母子羊の飼養法の確立をめざす。方 法:(i)とうもろこしサイレージによる授乳期母子羊の飼養法処 理:双子CS区、 単子CS区:CS、AL、乾草双子慣行区、単子慣行区:濃厚飼料、AL、乾草試験期間:授乳前期8週+授乳後期8週調査項目:飼料摂取量、母子体重、BCS、母羊泌乳量、損耗率、母羊回復状況、サイレージの栄養価成績の概要:(i)有機自給粗飼料を想定しとうもろこしサイレージ多給(CS区)により授乳期の母子羊を飼養した。母羊のCS乾物摂取日量は0.75~1.17kgで、ほぼ一定の量を摂取した。CS区の子羊は2週目から補助飼料として給与したアルファルファ乾草を食べ始め、6週目からはCSを本格的に摂取するようになった。(ii)体重差法による母羊の授乳量は双子授乳で1.8kg、単子授乳で1.4kg程度あったが、5週目頃から減少、8~9 週目で測定不能となり、母乳への依存度は低下するものと考えられた。(iii)子羊の離乳時体重(120日齢)は単子慣行区が最も大きく48kg、次いで単子CS区、双子慣行区が39、37kg、双子CS区は32kgであった。
研究対象
専門 飼養管理
部門
カテゴリ 有機栽培 アルファルファ 飼育技術 とうもろこし

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