逐次変換方式によるSPF豚農場の清浄度回復技術の確立

課題名 逐次変換方式によるSPF豚農場の清浄度回復技術の確立
研究機関名 北海道立畜産試験場
研究分担 基盤研究部感染予防科
研究期間 継H16~18
年度 2005
摘要 相対的に清浄度の低い既存SPF豚農場の清浄度を回復し、SPF豚農場における非指定疾病を含めた清 浄度回復の指針を作成し、生産性を高める技術を開発する。方 法:1) SPF農場におけるMycoplasma hyopneumoniae(Mhp)の清浄度回復効果の検討咳、発熱および肺廃棄が増加した道内SPF豚農場 1農場の豚において肺病変からの病原検索および各豚群(母豚、60日齢、90日齢、120日齢、150日齢)の血清中抗体検査を実施した。清浄度回復のための衛生対策を提案・実行し、効果を検証した。成績の概要:1) 肺からMhpが検出され、臨床症状ならびに血清中Mhp抗体価から、繁殖豚舎に浸潤し、豚や人の豚舎間移動、分娩舎における母子感染により流行が拡大したと推察された。Mhp浸潤確認後、速やかに(i)育成雌豚の導入休止(4ヵ月間)、(ii)豚体または豚房・豚室の消毒励行、(iii)豚舎ごとに作業着・長靴を交換、(iv)手指消毒の徹底等の対策、(v)繁殖豚および子豚へのMhp不活化ワクチン接種等からなる対策を実施した。対策開始後、経時的に母豚(特に2産目以下)や肥育豚のMhp抗体価が低下し、新規導入母豚ならびに肥育豚群での水平感染が抑制されていると考えられた。また、Mhpの流行により低下した一腹あたりの総産子数や出荷肉豚の日増体重は、浸潤前の水準に回復した。
研究対象 豚
専門 家畜衛生
部門 豚
カテゴリ 飼育技術 出荷調整 繁殖性改善 豚

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