脳内接種によるBSE実験感染牛を用いた生前診断手法の検討

課題名 脳内接種によるBSE実験感染牛を用いた生前診断手法の検討
研究機関名 北海道立畜産試験場
研究分担 畜産工学部遺伝子工学科
感染予防科
代謝生理科
研究期間 継H16~19
年度 2005
摘要  脳内接種法によりBSE実験感染牛を作出し、臨床症状やPrPScおよび関連物質を解析し、生前診断の可能性を探るとともに、BSE研究に必要な材料を確保する。方法:1)作出した脳内接種によるBSE実験感染牛18頭について、牛房における行動観察、歩行および走行検査、聴覚刺激検査、視覚刺激検査、接触検査の臨床的行動の観察を行った。2)BSE実験感染牛より経時的に採取した血液および尿について、血球計数検査、血清生化学検査、血清S-100等を測定した。成績の概要:1)2006年1月現在、2004年2月接種群6頭に中枢神経性を疑う臨床症状の変化があった。2004年2月接種群のうち、2頭は2005年9月にバンテストおよびハンドクラップテストによる聴覚過敏を示した。そのうち1頭は併せて姿勢異常および歩様異常を示した。さらに別の1頭は、神経質様行動と聴覚過敏を示した。他の3頭は、2005年12月より歩様異常が見られた。2004年7月接種群の1頭は2005年6月に重度の下痢と背湾姿勢、腹部にガス貯留を認め、予後不良と診断し、2005年7月、動衛研にて剖検した。2)プリオン病と関連があるとされる血清S-100は、現在までに特徴的な変化はなく、その他の各検査項目についても現在までに特徴的な変化を示す項目はなかった。
専門 家畜衛生
部門 牛
カテゴリ 飼育技術 診断技術

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