26 水稲・大豆・小麦の収量・品質低下病害虫の多発要因の解明と防除技術の確立(1)水稲の斑点カメムシ類による品質低下防止技術 (i) 発生予測技術の確立 ア 成虫の効率的な調査法

課題名 26 水稲・大豆・小麦の収量・品質低下病害虫の多発要因の解明と防除技術の確立(1)水稲の斑点カメムシ類による品質低下防止技術 (i) 発生予測技術の確立 ア 成虫の効率的な調査法
研究機関名 青森県農林総合研究センター
研究分担 病害虫防除室
研究期間 継H17~19
年度 2005
摘要 (i) 雑草地での調査 トウモロコシ花粉または合成性フェロモンを誘引源とした各種トラップで、アカヒゲホソミドリカスミカメの誘殺数を検討したところ、花粉の誘引性は低かったが、合成性フェロモンでは高かった。誘引源の有無で調査したところ、水盤トラップや垂直粘着板トラップでは、偶然の飛び込みによる捕獲があったと考えられた。これに対し、円筒網粘着トラップでは、誘引源がなければ捕獲が少なく、誘引効果の判定に適当であった。(ii) 水田での調査 誘引源の効果については雑草地と同様であった。誘引数は垂直粘着板トラップより円筒網粘着トラップの方が多かったが、円筒網では誘引虫がやや見づらかった。すくいとりで水田内にアカヒゲホソミドリカスミカメが多く捕獲される時期には、性フェロモンに誘引される個体数は少なかった。(iii) トウモロコシ花粉を誘引源としたトラップの実用性 花粉を誘引源としたトラップは、誘引数が少なかったが、性フェロモンを誘引源をとした場合でも、誘引源がないトラップと有意差はなかった。各トラップでの誘引数は、予察灯やすくいとりによる発生推移とほぼ同調していた。花粉トラップでは、垂直粘着板より水平粘着板のほうが、水平粘着板では白色の屋根より黄色のほうが、それぞれ誘殺数が多い傾向であった。
研究対象 水稲
専門 害虫
部門 水稲
カテゴリ 病害虫 害虫 カメムシ 小麦 雑草 水田 水稲 性フェロモン 大豆 とうもろこし 防除

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