課題名 |
麦後大豆の高品質栽培技術の確立 |
研究機関名 |
岩手県農業研究センター
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研究分担 |
野菜畑作
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研究期間 |
完H15~17 |
年度 |
2005 |
摘要 |
○目的:水稲、小麦、大豆を合理的に組み合わせた、より高度な作付け体系の導入による収益性確保が望まれる。一方、小麦収穫後での栽培が可能な早生大豆の県奨励品種「ワセスズナリ」は、熟期確保の面で適応地域が限られることや低収傾向、さらには粒が小さい等の品質面に難点がある。このため、小麦後の栽培に適した高品質大豆の選定が急がれるが、奨励品種決定調査の中で、極早生品種「ユキホマレ」が、7月上旬から中旬にかけての播種時期で密植することにより、安定した収量と外観品質が確保されることを確認している。従って、この品種の加工適性等を含めた優良性の確認に期待がかかる。そこで本研究では、岩手県における水稲-麦-大豆の2年3作体系を基本とした栽培体系を構築するために、極早生有望品種「ユキホマレ」の麦後栽培での高品質、安定栽培技術を確立する。○到達目標:極早生品種を用いた麦後大豆の高品質・安定栽培法を確立する。○期待効果:麦後大豆栽培法を提案することにより、輪作体系の選択肢が増える。 2年3作体系により収益を増加させることができる。機械の効率利用による低コスト生産が実現できる。
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研究対象 |
大豆
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専門 |
栽培生理
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部門 |
大豆
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カテゴリ |
安定栽培技術
加工適性
高品質栽培技術
小麦
栽培体系
水稲
大豆
低コスト
播種
品種
輪作体系
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