課題名 | 高品質な秋田比内地鶏の生産拡大(機能性物質を活用した比内地鶏飼育技術の検討) |
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研究機関名 |
秋田県畜産試験場 |
研究分担 |
中小家畜部養鶏担当 |
研究期間 | 完H15~17 |
年度 | 2005 |
摘要 | 近年、食品の安全性や品質に対する消費者の関心が高まってきており、安全な食料の生産と供給が求められている。鶏肉においても抗菌性飼料添加物を使用しない鶏肉生産へのニーズの高まりが見られる。EU諸国では2006年から家畜飼料に成長促進を目的とした抗菌性飼料添加物の添加が禁止されることになっており、今後は世界的にこのような動きが予想される。こうした情勢に対応するため、本県の特産品として定着している秋田比内地鶏においても、飼料に抗菌性飼料添加物を添加しない飼養技術を確立する必要がある。(1)育成率:全ての区で95%以上と良好 (2)発育:70日齢では有薬飼料区が有意に優れていたが、試験終了時の154日齢では各区に有意な差は無し (3)1kg増体に要する飼料費:生菌剤区、キトサン区が有薬飼料区より優れていた (4)1羽当たりの生産費:生菌剤区は添加に必要な費用を加えても有薬飼料区より安く生産できる。 |
研究対象 | 鶏 |
専門 | 飼養管理 |
部門 | 鶏 |
カテゴリ | 機能性 飼育技術 生菌剤 生産拡大 鶏 |