課題名 | ブドウ新品種‘ルビーロマン’の安定栽培技術の確立 3 生理障害の発生要因の究明と対策技術 |
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研究機関名 |
石川県農業総合研究センター |
研究分担 |
砂丘地農試 |
研究期間 | 新H17~19 |
年度 | 2005 |
摘要 | 目的:ブドウ新品種‘ルビーロマン’の裂果、日焼け果の発生実態を把握し、生理障害対策の基礎を得る。また、‘ルビーロマン’を対象に、笠かけと袋かけによる裂果抑制効果を検討する。 得られた成果:(i)本年度の裂果は、着色期である満開60日後頃から発生し、その後、果粒肥大の第III期に入るまで発生した。また、最も発生が多かったのは満開70日後頃で、乾燥状態が続いて降水量が急激に増大したことが裂果多発を助長したと考えられた。日焼け果の発生は本年は少なかった。(ii)笠かけを行うと裂果の発生がやや低下したが、これはハウス内の谷間部からの雨滴が直接果房にあたらなかったためと思われた。一方、袋かけを行うと裂果がやや多く発生したが、これは袋内の湿度が外気よりやや高かったことが要因として考えられた。笠かけを行うと着色遅延が若干見られるので取り外し時期に注意する必要がある。 |
研究対象 | ブドウ |
専門 | 栽培生理 |
部門 | 果樹 |
カテゴリ | 安定栽培技術 乾燥 新品種 生理障害 日焼け果 ぶどう |