遺伝子解析・微生物機能等を活用した病害防除技術の開発  1 イネ育苗期における細菌性病害の防除技術開発

課題名 遺伝子解析・微生物機能等を活用した病害防除技術の開発  1 イネ育苗期における細菌性病害の防除技術開発
研究機関名 石川県農業総合研究センター
研究分担 生物資源G
研究期間 継H15~19
年度 2005
摘要 目的:もみ枯細菌病菌の浸種液中の増殖実態を調査し、催芽時以降の防除要否を判断できるか否かの検討と苗立枯細菌病菌の浸種液中の増殖実態を調査し、催芽時以降の防除要否を判断できるか否かの検討、及び、育苗箱に残存した病原細菌が実際に発病に関与するか否かを検討する。また、石川県内の田面水および用水より、もみ枯細菌病菌および苗立枯細菌病菌に寄生する新規ファージを探索する。
得られた成果:(i)浸種液のPCR法によって、催芽液の防除要否を判断できる可能性が示唆された。(ii)浸種5日後の浸種液のMF増菌PCR法の検出限界と、発病する最低菌密度がほぼ同レベルであり、催芽液の防除要否を判断する手法として、本手法はやや精度不足と判断した。(iii)両細菌病ともに育苗箱からの感染は、育苗箱の乾燥により発病の危険性は急減するが、ゼロにはならないため、苗箱洗浄および消毒の必要性が示唆された。(iv)いずれの地点からもファージによるプラーク形成は認められなかった。
研究対象 水稲
専門 病害
部門 水稲
カテゴリ 育苗 乾燥 水稲 防除 もみ枯細菌病

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