10 乳肉用牛の放牧管理技術の開発1 搾乳牛の小規模放牧技術

課題名 10 乳肉用牛の放牧管理技術の開発1 搾乳牛の小規模放牧技術
研究機関名 山梨県酪農試験場
研究分担 草地環境
研究期間 H13~18
年度 2005
摘要 (1)放牧条件下における牧草品種の評価 前年度新たに4草種6品種を供試した放牧試験地を造成して、乳用育成牛3頭による放牧試験を行った。なお、前年度までの試験結果から、放牧前草高をこれまでよりも5cm高く設定した。各草種とも少雨の影響で6月の生産量は減少したが、7月の生産量は比較的高かった。8~9月はトールフェスクやオーチャードグラスの生産量は高いがペレニアルライグラスは低くなり、10月以降はオーチャードグラスの低下が顕著でペレニアルライグラスは回復した。年間乾物生産量はケンタッキーブルーグラスを除くと800kg/a以上となった。(2)搾乳放牧の実証調査 搾乳牛3頭を用いて、5月~10月末まで1日4時間(夏期2ヶ月半は早朝3時間)の放牧を行った。また、今年度は放牧草の依存度を高めるため、割当草量を高めるとともに放牧草採食量を多めに設定して飼料設計を行った。その結果、放牧開始直後や気温上昇時には乳量が低下し、特に気温が急激に上昇した6月下旬には極端な乳量低下がみらた。乳脂率についても放牧期間中3.5%を下回ることが多くあった。ただし、放牧草の採食量は5~6月は少雨の影響で現存草量が少なく3kg/日程度であったが、7月以降は現存草量も改善し概ね4kg/日を維持できた。
研究対象
専門 飼養管理
部門
カテゴリ 管理技術 さやいんげん 飼育技術 飼料設計 肉牛 乳牛 品種 放牧技術

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