課題名 | 病害虫の発生予察と防除技術 |
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研究機関名 |
長野県南信農業試験場 |
研究分担 |
病害虫土壌肥料部 |
研究期間 | 継S58~ |
年度 | 2005 |
摘要 | ・赤ナシにおける減農薬防除体系を設定、実用性を検討した。散布回数の削減では、黒星病被害が増加したが、輪紋病等は増加しなかった。 ・温水を用いたナシ白紋羽病治療防除技術の検討では、50℃温水の灌注処理で菌糸付着が消失し防除効果が認められた。 ・マルメロごま色斑点病発生予察について、発生時期は6月上旬で、6月下旬~7月下旬に急増した。また、新規薬剤2剤の効果を確認した。 ・ナシマダラメイガの性フェロモンの同定では、野外から約200個体の蛹や幼虫を採集し、羽化に成功した成虫のうち、35個体の雌成虫のフェロモン線を採集し、(独)農業環境技術研究所に送ったが、分離・同定できなかった。 ・施設果菜類の新発生害虫につきコナジラミ類の一斉調査を行い、新系統未発生を確認した。トマトハモグリバエ防除剤の試験を行った。 ・生物農薬の適用性を検討し、キュウリのネコブセンチュウ天敵剤を処理した圃場では2作期に1回の薬剤防除で被害を抑制できた。オンシツコナジラミ防除に微生物農薬1剤を普及に移した。 |
研究対象 | 共通 |
専門 | 病害、虫害 |
部門 | 共通 |
カテゴリ | 肥料 病害虫 害虫 きゅうり 黒星病 ごま 性フェロモン トマト 農薬 フェロモン 防除 マルメロ 薬剤 |