| 課題名 | 未利用資源を利用した乳牛TMR給与試験 |
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| 研究機関名 |
滋賀県畜産技術振興センター |
| 研究分担 |
大家畜生産技術担当 |
| 研究期間 | 継H14~16 |
| 年度 | 2005 |
| 摘要 | 食品製造副産物(食品加工残さ)は飼料価値が高く、飼料資源として期待されており、近年リサイクル化が求められている。今年度は昨年度の結果を踏まえ、県内飼料会社と共同で産業ベースでの保存性、発酵品質および乳用牛に対する給与の影響について検討した。 約2.5tのTMRを調製(未利用資源として豆腐粕、パン屑を乾物の約35%含む)し、フレコンバックに約400kgずつ分配して抜気後、戸外で密封保存した。調製後5,10,15,20,24,30,45および59日目の発酵品質を検討した。また、調製したTMR(調製後10日から30日目)を、乳量が30~40kgの泌乳中期の経産牛4頭に飽食給与した。飼料摂取量、体重、乳量、乳質の調査および血液検査を行った。 調製TMRのpHは調製時の5.43から最大4.08まで低下し(調製後20日目)、その後大きな変化は認めなかった。乳酸含量は調製時の1.54%から最大8.73%(調製後20日目)に増加し、酪酸含量の増加は認めなかった。フリーク評点も高く、安定した発酵品質が得られた。試験開始後37日目に1頭(2号牛)に食欲廃絶、起立忌避が発生したため当該牛の給与を中止し、その後2頭(1号牛、3号牛)に起立忌避がみられたため試験開始後62日目で全頭給与を中止した。血液検査では、全頭の血中ケトン体が給与開始後29日に807から1,399μmol/Lの異常値を示していた。またNEFAはNo.2の発症後の値が大きく変化しており、食欲廃絶による栄養不足があったことを示唆していた。血中ケトン体値と試験牛の症状からケトーシス発症が疑われ、ルーメン異常発酵が示唆された。試験開始後7日目および41日目の牛群検定成績では、試験開始前の月と比較して、乳量および乳質(乳蛋白率、乳脂率、無脂固形分率)に大きな変化は認められなかった。 |
| 研究対象 | 乳用牛 |
| 戦略 | 畜産、環境、食品 |
| 専門 | 飼養管理 |
| 部門 | 牛 |
| カテゴリ | 加工 飼育技術 乳牛 未利用資源 |