| 課題名 | 新しい近江しゃもの造成 |
|---|---|
| 研究機関名 |
滋賀県畜産技術振興センター |
| 研究分担 |
バイテク環境担当 |
| 研究期間 | 継H14~17 |
| 年度 | 2005 |
| 摘要 | 本県が造成した近江しゃもは平成2年に交配様式が決定されているが、生産者からは肉の旨味、きめの細かさの向上による更なる高品質化を望む声がある。そこで近江しゃもの消費拡大を目指し、食感や食味向上を目的とした新しい近江しゃもの造成に取り組む。今年度は母系に横斑プリマスロック種(産肉性、肉味に優れている)、名古屋種(肉味に優れている)、ロードアイランドレッド種(産卵性、肉味に優れている)の3品種を用いた2元鶏の雌3種にシャモの雄を交配し、3元鶏3を作出する。 対受精ふ化率はS・BNが94.4%と高く、次いで、S・BR91.3%、S・RB89.9%となった。また、3元鶏の初生ヒナの体重は、S・RBが46.5gと大きく、次いでS・BR44.6g、近江しゃも42.3g、S・BN42.0gとなり、またS・BRとS・RBが近江しゃもに対して1%水準で有意に大きい傾向が見られた。羽毛の特徴は、S・BNとS・BRが雄の頭部に白斑が現れ、雌には出なかった。S・RBは近江しゃもと同様に雌雄とも頭部に白斑が出た。体重及び増体量は雄はS・RBが近江しゃもに比べ1%水準で有意に高く、雌はS・BNが近江しゃもに比べ1%水準で有意に低くなる傾向が見られた。飼料摂取量は雄はS・RBが高く、雌はS・BRが高くなった。また、飼料要求率は雄はS・BNおよびS・RBが良く、雌は近江しゃもが良かった。と体検査成績のと体割合、正肉歩留まり、可食部割合、腹腔内脂肪率は4種間に相違は見られなかった。胸肉における加熱損失および剪断力価は雌・雄とも4種間に差は見られなかった。官能評価は、2点識別法では雄において近江しゃもに対しS・BNとS・RBが1%水準、S・BRが5%水準で有意に差が見られたが、2点嗜好法では雌雄とも有意な差は見られなかった。また、シェッフェの比較法では雄ではS・RB、雌ではS・BRの評価が高い傾向が見られたが有意な差は見られなかった。 |
| 研究対象 | 肉用鶏 |
| 戦略 | 畜産 |
| 専門 | 飼養管理 |
| 部門 | 鶏 |
| カテゴリ | 飼育技術 消費拡大 鶏 品種 良食味 |