課題名 | 植物環境ストレス耐性の分子機構の解明 |
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研究機関名 |
京都府農業資源研究センター |
研究分担 |
基礎研究部 |
研究期間 | 継H14~18 |
年度 | 2005 |
摘要 | 研究の目的:植物のもつ環境ストレスに対する防御機構を理解するため、活性酸素ストレス耐性遺伝子を初めとする環境ストレス耐性遺伝子の発現解析および発現調節機構の解明を行う。またそれらの遺伝子を用いてストレス耐性作物の育種をめざす。 研究の内容:活性酸素防御に関わるグルタレドキシンについて、イネ種子における発現を調べた結果、グルタレドキシンタンパク質は登熟後期の種子および完熟種子において多量に蓄積していた。これによりグルタレドキシンが登熟後期の脱水時または休眠中において種子を酸化から防御していることが示唆された。またコムギにおいて低温・乾燥ストレス防御に関わる転写因子DREBのホモログ遺伝子TaDREB2を3個単離した。 |
研究対象 | 水稲 |
専門 | 育種 |
部門 | 稲 |
カテゴリ | 育種 乾燥 水稲 |