課題名 | 乾燥・温度ストレス等に耐性を付与した花き類新品種の育成 |
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研究機関名 |
京都府農業資源研究センター |
研究分担 |
応用研究部 |
研究期間 | 継H16~18 |
年度 | 2005 |
摘要 | 研究の目的:本研究では京都府の重点品目であるトルコギキョウやスターチス、プリムラに環境ストレス耐性遺伝子の転写を制御する遺伝子(DREB1A)を導入することにより、温度、乾燥などのストレス耐性を強化した花き類新品種を育成することを目的とする。 研究の内容:トルコギキョウ4品種について、アグロバクテリウム法による遺伝子導入を行ったところ、抗生物質耐性を示す不定芽は数多く得られたものの、エスケープが非常に多かった。遺伝子導入されていると思われる個体でも遺伝子導入が部分的になっている場合が多く、導入条件(使用抗生物質およびその濃度など)を再検討する必要がある。スターチスについて、葉辺からの不定芽再分化系およびカルス誘導条件を検討した。前年度不定芽形成が効率的に認められた品種においても、個体によってかなり再生率にばらつきが認められた。プリムラマラコイデスについて、さまざまな種類と濃度の植物ホルモンを含む培地上で、葉片からの不定芽形成率およびカルス形成率を調査した。効率的な不定芽再生系は明らかではなかったが、葉片からのカルス誘導条件が明らかとなった。 |
研究対象 | トルコギキョウ、スターチス、プリムラ |
専門 | 育種 |
部門 | 花き |
カテゴリ | 育種 乾燥 新品種 スターチス トルコギキョウ 品種 プリムラ |