課題名 |
果樹地域対応技術開発 |
研究機関名 |
奈良県農業技術センター
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研究分担 |
果樹振興ター
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研究期間 |
継H13~20 |
年度 |
2005 |
摘要 |
目的は、1.カキのハウス栽培における効率的な休眠制御法や翌年の着花確保対策を検討し、安定生産技術を確立する。2.老木園の生産性低下を改善するために早期成園化技術を確立し、新規導入作物の技術開発を行うことで経営の安定を図る。3.緊急度の高い病害虫について産地の立地条件や栽培環境を考慮した被害回避技術を検討することである。成果は1.ハウス柿では、炭酸ガス施用することにより、果重や花芽が増加することがわかった。また、「刀根早生」の自発休眠覚醒モデルを作成し、自発休眠覚醒には5~8℃が最も有効であることを解明した。2.早期成園化では、育苗用土の軽量化を検討し、さらに少用土化と適正施肥量を検討する。作業性向上を目的とした栽培技術の開発では、簡易Y字棚は慣行の立木栽培に比べて、果重や収量が増加し、着色の揃いも良好となった。ハウス栽培における適応甘柿品種の検討では、「新秋」においてGA濃度と正品率を検討した。ブルーベリーの品種特性調査および省力的栽培技術の確立では、人工授粉の効果を検討した。オウトウの早期多収・低樹高栽培技術および加温栽培技術の確立では、本県適応品種を検討した。3.大型捕食者の再評価と減農薬圃場管理技術の開発、農薬の効果を最大限に引き出す樹形と栽培方法の開発、薬斑・薬臭残留実態の調査および対策の開発を行った。
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研究対象 |
カキ
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戦略 |
園芸
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専門 |
栽培生理
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部門 |
果樹
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カテゴリ |
病害虫
育苗
おうとう
害虫
かき
経営管理
栽培技術
施肥
早期成園化
低樹高
農薬
品種
ブルーベリー
圃場管理
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